孤独でなくては稼げない

孤独でなければ書けない、孤独だからこそ書けることがある。普通に家族や恋人がいれば好き勝手に書いたり、出会い系やアダルト商品やらを紹介できないし、それについて書くのもどこか後ろめたく、気が引けるだろう。

孤独だからこそより女性の美が分かり、興奮しながら書いていけるのである。リアルでもすぐに胸がキュンとときめいてしまうのである。

もし本当に好きな人ができてしまったらどうか、自由に書けないし書きたいとも思えなくなるというか、頭の中はその子のことでいっぱい、ネットで稼ぐことなどもうどうでも良くなる、結果、ブログやサイトの更新作業から遠ざかって、本当に稼げなくなる。

アフィリエイターなどネットで稼ごうとする者にとって恋は天敵なのだ(好きの程度にもよるが)。もう出会い系や大好きだったライブチャットについても書けやしない。そういうのを許してくれるような子ならいいが、かなり曝け出した関係に発展しないと難しいし、多くの場合、見せたら引かれるだろう。

なので健全なサイト、そういう彼女に見せてもいいくらいのサイトを作らなくてはならなくなる。

しかしリアルが充実すると、どこかでそれに満足してしまい、ネットで稼ぐことに対するモチベーションも下がるため、大きく稼ぐのは難しくなるだろう(どちらも充実している人もいるにはいるが私のような不器用なタイプは両立する自信がない)。ネットで稼ぐにはやはりどんな人でもある程度、こちら側の住民になる必要がある。

だからリア充では厳しいし(リアルでの成功体験が多ければそれをネタに良質な記事が書けるが、多くの場合、リアルで既に満足できているためネットに何かを強く求める必要がない、あっても続けてまでやる動機がなく、我慢できなくなる可能性が高い)、リア充の書いたものは多くの場合どこか薄っぺらくてつまらないと相場が決まっている(mixi、facebookなどが良い例だ)。

ただその分、分かりやすく、同じようにアメブロが好きなリア充にも受け入れられやすいとも言えるので、リア充だからと言って稼げないわけではないとは思うが(恋愛系の商材などリア充だからこそ稼げるアフィリエイトだってあるだろう)、リアルで満たされていないものがあるからこそネットで満たされやすいと私はそう考えている。また、コミュ力に乏しく、リアルで苦労している、同タイプのリアル弱者の気持ちに敏感で、上手く汲み取ってやれるため、そうした人の多い、ネットで受け入れやすく、親和性が高いと思っている。

孤独だからこそ稼げるし、稼ぎやすいのである(ただでさえネットに没頭できやすいし)。だからネットで稼ぐためにはリア充でない方がいいし(上で述べたようにリアルの成功体験をネットに還元して稼ぐ手法もあるが、そこまでする必要のある人などそう多くはないのである)、アフィリエイトで大きく稼ぐなど何か大きなものを手にするには、当然、それに伴う大きな犠牲が必要で、多くの場合、リアルを犠牲にしなくては稼げないのである。

これは物を書く仕事の人にも共通する。フランツ・カフカも言っていた、孤独でないと書けないと。だから愛する妻と別れたのである。

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